お客様のニーズを調査理解し、営業・技術部門が連携して、お客様へ当社のソリューションをご提案します。また、製品の品質、納期、価格などお客様と日常の対話を通じて信頼の獲得に努めます。
精密プレス製品の中核技術となるプレス用金型を設計します。CAD(SOLIDWORKS)での図面作成、CAEを用いた金属材料の流動解析など常に新しい手法を駆使することにより、従来は不可能であった加工を可能にするべく加工法の開発に挑戦しています。
設計した金型図面をもとに金型部品の製作を行います。平面研削盤や放電加工機、マシニングセンタに加え最先端の工作機械を用いてミクロン単位の精度で仕上げます。最終は熟練者の手作業のラップ加工で表面の仕上げも行います。
金型部品を組み立て製品の量産前の試作を行います。熟練者の持つノウハウ・技術で準備した金型と量産設備の最終調整を行います。量産時を想定した設備と製造条件にもとづき、金型設計者、次工程の製造部門と協働し金型の完成を目指します。
ロボットやセンサー・カメラを活用した自社技術で量産自動化ラインを構築します。作業者による運搬業務をなくし、原材料の供給から製品が梱包された状態で排出される全自動の生産ライン設計を目指しています。
完成した金型を用いて、材料の投入からプレス加工を行い量産します。設備保全と製品の品質確認、定期的な金型のメンテナンスを行い、生産計画(日毎、月毎)にもとづき高効率な生産と良品100%を目指します。
前工程のプレス加工後、後工程として製品の表面処理を行います。バレル研磨や化学研磨(純水や化学物質など)を用いて製品の表面を磨き、製品に付加価値を加えます。また製品によっては熱処理を行うことにより硬度制御や脱磁処理を行います。
プレス加工・表面処理した製品の最終品質確認を行います。長年培った検査員のノウハウを自動検査機にプログラムすることで、品質を維持しながら検査時間の短縮を実現しています。製造・開発技術部門とも密に連携をとり、全社での製品の品質向上に努めています。
量産した(する)製品を最先端の自動計測機器を用い、外観の確認や寸法測定などを行い品質の保証をします。常に顧客目線で製品の品質保証と社内の品質管理システムの維持に努めています。
出荷計画にもとづき、正しい数量・納期・荷姿でお客様へ納品します。製品在庫をコントロールしながら、適切な輸送手段を工夫し、安全にお客様の指定場所へお届けしています。